ペレポストによる日本国内でのバラ、山野草などの栽培は、
日本の四季の温度、雨の降り方にあわせれば最高の栽培が出来る。
なぜなら、理想的な自然の法則に則ったラン菌による炭素循環栽培が出来るからである。
温室栽培というのは、日本の自然に則った栽培ではない。
むしろ、日本の豊な四季の変化を・・・あやふやに無くすもの。
温室の中に多くの場合四季はない。
促成栽培の野菜温室は・・・冬を夏にしてトマトでもキウリでも作る。
ペレポストによる庭などでの栽培は、やはり日本の四季を栽培に取り入れること。
次のようにすれば良い。
晩秋に樹木から枯れ葉が地面に舞い落ちる。
常緑樹でない場合は、ほとんど晩秋に落葉する。
多年草、一年草の多くも晩秋に地上部は枯れる。
つまり、リグニンとセルロースを地上に堆積するのが落葉である。
冬期間積雪、低温でラン菌は繁殖出来ない。
雑木林、山の林床は枯れ落ち葉が堆積した状態で春を待つ。
ペレポストをバラ、山野草の株元にパラパラ撒くのはこの時期から始める。
桜満開の季節。桜は日中の温度20℃、最低温度8℃で満開。
この温度になるとラン菌は繁殖を遅いながらも始める。
雨が降ればこの湿度で繁殖する。
ペレポストを・・・撒く適期。
桜が散って30日も経過すると、ラン菌は繁殖旺盛になる。
枯れ葉のリグニン、セルロースを分解始める。
雨が降れば、雨に含有する尿素の窒素を吸収して、ラン菌は盛んに繁殖する。
梅雨の季節。 充分な温度と湿度は、ラン菌にとって最も好適な条件。
枯れ葉をものすごいスピードで分解し、糖、糖質を作る。
日本のほとんどの植物は、このラン菌(材木腐朽菌)が分解する養分を待って、
栄養生長を最高に行なう。
ペレポスト栽培では、この梅雨のラン菌の繁殖再生に炭素循環をあわせること。
この時期にペレポストを最高に分解させるようにもってゆく。
そのためには、この時期にペレポスト源液を時々雨の降るように葉の上から
1000倍に薄めたものを与える。
このように梅雨時期に分解を最盛にすると、7月、8月の猛暑に夏負けしない
体を作ることが出来る。
真夏にも旺盛な光合成を行なう丈夫な葉を作ることが出来る。
この力が、翌年のシュート、新芽の太いものを作る。
日本の夏は、ほとんどの植物にとって暑すぎる!
充分な光合成が出来ない!
その時、地表では、ラン菌の菌糸が・・・糖、糖質、燐酸、カリなどを根に供給している。
このことが、これまでの農業、園芸では削除されてきた。
当然、これは枯れ落ち葉が地表になければ・・・成立しない。
農業、園芸では・・・地表に枯れ落ち葉を想定していない。
好気性菌の材木腐朽菌を無視している。
農業、園芸で使われる微生物のほとんどは嫌気性菌である。
土壌微生物といえば嫌気性菌である。
この菌は、蹴れ落ち葉を分解して糖、糖質を作る菌ではない。
根に糖を供給する菌ではない。
近頃、光合成細菌が・・・炭素を作るので・・・光合成細菌肥料などあるようである。
本当だろうか????
なぜなら、光合成細菌は水の中の汚泥などの空気のないところに生息する細菌である。
多くの場合、腐敗菌と共に生息している菌である。
陸上の土壌の中・・・・地表の枯れ落ち葉の材木腐朽菌が勝ち組みのエリアには、
空気、酸素のある場所では繁殖出来ない菌である。
これを土壌に施しても・・・光が届かない土中では活動できない・・・・
繁殖出来ない・・・理屈ではないか???・
活動できないのでは光合成できないのでは・・・炭素を作れない???
植物はなぜ材木腐朽菌と共生しているものが多いのか。
その理由は、地表には枯れ落ち葉があり、毎年生産され、炭素源が継続的に有るからである。
枯れ落ち葉のリグニン、セルロースは光合成で作られた炭素化合物。
光合成細菌が主役になるエリアではない。
その証拠に・・・雑木林の林床には「腐敗臭」「醗酵臭」がない!
光合成細菌は酸素のない水の汚泥が生息場所である。
これを植物に使うというのは・・・・多くの疑問が有る????
光合成細菌が植物の根に炭素を本当に供給しているのだろうか????
植物乳酸菌、枯草菌と光合成細菌が共生すると・・・窒素固定をする。
この窒素が植物に効く???
そうであるなら・・・窒素肥料と与えるのと同じである。
夏ばては・・・糖の問題である。
だから、人間も夏ばて・・・病院に行けば・・・ブドウ糖点滴、注射である。
こういう考察をすると光合成細菌肥料というのは、説明出来ないことがでてくる。
ペレポストの開発で、根に糖を供給できるようになった!
このため、多くの植物で、翌年素晴らしい新芽が見られるようになった。
弱った株を元気にするには肥料では出来ない。
ペレポストなら出来る!
ラン菌による糖、糖質があるからである。
夏を乗り切る!
これが日本では最も大切なことである。
日本に自生する野性らん・・・300余種???
そのほとんどすべての種が、日本の四季に営まれる材木腐朽菌の
生活サイクルにあわせて、種子を実らせ、種子を彼方に舞い飛ばし・・・・、
ラン菌と共生し発芽し、プロトコームを形成し、小さな葉を出す。
この生命のエネルギーは、ラン菌の生活サイクルの中で生まれる、
糖、糖質が無くては生き続けることは不可能である。
ラン科植物というのは、花に目がゆくが、本当は・・・生命の営みが神秘なのである。
枯れ落ち葉の中は、神秘の世界である。
これを解明した者はいない。
知床半島の原生花園のハマナス。エゾスカシユリ、黒百合・・・・
分厚く堆積した枯れ落ち葉が育む植物である。
腐葉土ではない!
枯れ落ち葉である!
kouza 1hs
梅雨前に・・・バラ、山野草各種、ユリに
ペレポストを根元に撒く
適温と雨でラン菌が大活動する!
炭素循環栽培法のキメテ!